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★地方での訪日客数アップを考える 東北インバウンドサミット開催

2018.05.21

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18日、福島県いわき市にて、インバウンド活性化と地方への訪日外国人観光客の増加と東日本大震災からの復興を考える『東北インバウンドサミット in いわき』が開催された。

東北6県の魅力をオール東北でブランド化することで、東北の観光と物産を世界展開し、東北の経済発展を目指す東北インアウトバンド連合が主催し、一般社団法人宮城インバウンドDMO、地方創生インバウンド機構、株式会社やまとごころ、株式会社インアウトバンド仙台・松島県が共催、県や福島民報社などが後援した。「東北の豊かな食や自然、酒は世界に誇れる観光資源」との吉野正芳復興大臣の祝辞で始まったサミットには約100人が出席した。『若者と考える東北インバウンド・復興』をテーマとした今回のサミットには多くの学生も参加し、パネルディスカッションにも参加した。

東北の被災地への外国人観光客の誘致などを行っている株式会社侍の太見洋介社長は「チェルノブイリから学ぶインバウンド・復興」をテーマに、自身がチェルノブイリを訪問した際の動画などを交えながら、震災と東京電力福島第一原発事故からの復興には、観光客の誘致の重要であると講演。

「地域を活性化させる!インバウンド市場の最新動向と対応策」をテーマに登壇した株式会社やまとごころの村山慶輔社長は、囲い込み、つなぎ留める方策の必要性などについて中国の旅行予約サイトCtripなどの事例を紹介した。

(やまとごころ編集部)

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