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★観光庁、訪日ムスリム対応のアクション・プラン策定、サービス加速へ

観光庁がこの度、「多様な宗教的、文化的習慣を有する旅行者への受け入れ環境等の充実」の一環として、近年急激に増加する訪日ムスリム旅行者への具体的な施策を取りまとめた。

「訪日ムスリム旅行者対応のためのアクション・プラン」とされたこの施策は、マレーシア、インドネシアをはじめとするイスラム教を信仰する東南アジアからの旅行者に対し、よりよい旅行先としての日本の魅力を積極的に展開するためのガイダンスとなる。

JNTO調べによると、2017年にはマレーシアから440万人、インドネシアからは352万人と、どちらも5年前に比べて約3倍の旅行者が日本を訪れており、イスラム教信者の旅行ニーズへの迅速な対応が求められている。

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観光庁資料より抜粋

受入環境整備としては、1)イスラム教信仰についての基礎知識や実践においてのノウハウの習得といった知識啓発、2)和食や郷土食の対応促進といった食事環境の整備、3)交通結節点などでの礼拝環境の対応、4)上記のサービス内容についてのムスリム旅行者への情報提供、の4点を中心に実行していく。

また観光庁では、これらに関する情報をまとめた「ムスリムおもてなしガイドブック」に、飲食店やその他の施設におけるムスリム対応事例集を追加した増補版を今年3月に作成している。

このような受入環境の整備をムスリムの旅行者に知ってもらうため、SNSの活用や、ムスリムの有名人等を登用するなどのプロモーション活動も積極的に実施していくとしている。

(やまとごころ編集部)

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