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★2017年に東京都を訪れた外国人旅行者、過去最多の1377万人を記録

東京都は5月30日、「平成29年東京都観光客数等実態調査」を発表した。

調査結果によると、2017年の訪都外国人旅行者数は対前年比5.1%増の1377万人となり過去最多を記録した。東京都の観光PRや旅行者の受け入れ環境整備など、官民連携による取り組みのほか、中国やロシアにおけるビザ発給要件の緩和が影響したとみられる。また、同時に発表された訪都外国人旅行者の消費額は、約1兆1358億円で4.4%増となった。都内観光消費額のうち、訪日客による消費額が占める割合は19.4%で、中国人旅行者による「爆買いブーム」が過ぎ去った今もなお、都内におけるインバウンドの経済的影響は大きい。

一方で、訪日外国人旅行者数の伸び率に比べ、訪都外国人旅行者数の伸び率は緩やかになってきている。2017年の訪日客数全体のうち東京都を訪れた旅行者数が占める割合は48%で、2004年の調査開始以降、初めて過半数を下回った。これには、訪日リピーターの増加により訪問地が多様化していることに加え、LCCやクルーズ船による地方へのアクセス利便性向上により、訪日客が地方を訪れやすくなったことが背景にあると考えられる。

東京都は2020年までに訪日客数2500万人を目標としており、最近では観光公式ウェブサイト「GO TOKYO」(英語版)のリニューアルや、都内の観光・交通案内を24時間行う訪日客向け多言語コールセンターの開設などを実施した。

(やまとごころ編集部)

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