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★京都市観光協会、インバウンド客向けに飲食店の多言語予約決済サービスを開始

2018.07.03

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京都市観光協会は、株式会社ぐるなびの協力を得て、外国人観光客向け公式サイト「KYOTO OFFICIAL TRAVEL GUIDE」 での市内飲食店の予約決済サービスの運用を開始した。

このサービスは訪日旅行前、訪日旅行中に関わらず、外国人観光客の気軽なプラン作りをサポートし食事やナイトライフへの満足度向上を目指すもので、飲食店の即時予約・オンライン決済機能を多言語で提供する。観光消費の一層の拡充を図ると同時に、飲食店の抱える悩みである、予約後に店舗に来店しない「ノーショウ」客問題の解決も目指す。

近年、飲食業界では外国人観光客のノーショウ等により外国人観光客の予約を受け付けない飲食店が増加したことから、レストランの予約が取りにくくなるという悪循環が発生。2016年の京都観光総合調査では、外国人観光客の食事に対する満足度が20項目中11位、ナイトライフに対する満足度が19位と低迷していた。

対応言語は、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国(朝鮮語)の4ヶ国語対応となり、「KYOTO OFFICIAL TRAVEL GUIDE」に専用ページを開設している。ページ内のバナーをクリックすると、京都で事前決済予約が可能な飲食店を特集した「ぐるなび外国語版」の検索画面に移動する仕組みになっている。
提供店舗数は今のところ41店舗だが、8月にはおよそ60店舗と順次拡大していく見込みだ。

(やまとごころ編集部)

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