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★京都市、交通ICカードによる訪日客の移動分析 — 訪問時間やルートの分散化が課題に

京都市は、昨年度から関西で販売を開始した訪日客向け関西統一交通パス「KANSAI ONE PASS」の利用データを用いた訪日客の移動状況に関する分析結果を発表した。

今回の調査では、2017年4月〜2018年2月のデータを対象に、訪日客延べ87万5500人の京都市域における観光地への到着時間や、時間帯ごとの移動状況を分析。全期間の利用実績結果によると、訪日客が多く訪れた地域は1位:伏見稲荷周辺、2位:嵯峨・嵐山周辺、3位:清水寺周辺の順だった。また、繁忙期の11月では嵯峨・嵐山周辺への利用が最も多かった。

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                         (資料は京都市広報資料より出典/以下同)

一方、11月の時間帯別利用者数では、嵯峨・嵐山周辺と伏見稲荷周辺は10時〜12時の午前中がピークで、清水寺周辺には極端な集中が見られなかった。

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観光地ごとの公共交通機関の利用割合では、嵯峨・嵐山周辺で電車75%、バス25%、伏見稲荷周辺で電車99%、バス1%、清水寺周辺で電車32%、バス68%となり、電車とバスの利用に偏りが見られることも明らかになった。

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同市はこの分析結果を踏まえて、訪問時間やルートの分散化といった課題に取り組みながら、交通機関の利便性向上と利用者の満足度向上につなげていく考えだ。

(やまとごころ編集部)

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