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★沖縄県、外国人観光客実態調査を発表 クルーズ客の9割がショッピング

沖縄県の文化観光スポーツ部は、県内の空海港から訪れた外国人観光客を対象とした「平成29年度外国人観光客実態調査」を発表した。空路1,938票、海路907票(うち那覇港521票)の票本数をもとに分析している。

空路の調査では全体の約8割が「沖縄県を初めて訪れた」と回答し、台湾・香港では他国・地域に比べてリピーター率がやや高かった。

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(出典:平成29年度外国人観光客実態調査概要報告)

空路の旅行形態としては、全体の70%以上が「個別手配」と答え、特に韓国・香港で個別手配の割合が高い。一方、中国・台湾は団体旅行を含むツアーを利用する人が多いかった。泊数は「3泊」が全体の約4割で最も多く、国・地域別では台湾・韓国は「3泊」が多く短めの傾向にあり、中国・香港は「4泊」「5泊」が多く、比較的長く滞在していることがわかった。

海路の調査では「個人旅行」の割合が年々大幅に増えていることがわかった。下船後の旅行形態は、台湾の約8割が「個人旅行」で、中国の約8割が「バスツアー」だった。

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(出典:平成29年度外国人観光客実態調査概要報告)

空路、海路別での旅行中の活動・消費行動の違いとしては、空路で訪れた旅行者の活動は街歩きや自然・景勝地観光、沖縄料理、ショッピング、マリンスポーツなど多岐に渡るほか、買い物でもコンビニやスーパー、ドラッグストアなど、さまざまな場所に足を運んでいることがわかった。
一方、海路で訪れた旅行者はショッピングを目的とした人が全体の約9割を占めた。主な訪問先ではドラッグストアが6割以上と最も多く、約3割程度だった他の目的地に大きく差をつけた。

調査結果から、クルーズ船を利用した訪日客は、バスツアーで免税店を回るという以前のスタイルから徐々に個人旅行へとシフトしてきているものの、滞在時間に限りもあることから、自由時間の多くを買物に充て、観光地巡りをする人が少ないことが見て取れる。

(やまとごころ編集部)

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