インバウンドニュース
★楽天LIFULL STAYと「テラハク」の和空、宿坊施設の宿泊販売と運用代行で業務提携
2018.07.19
楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAYと、宿坊予約サイト「テラハク」を運営する和空が、宿坊施設の宿泊販売および運用代行に関する業務提携に合意した。
寺社振興と地方創生を目的に、共同で全国の宿坊の宿泊販売促進に取り組んでいく。提携内容は、和空が宿坊施設を一般向けに改修・整備、「テラハク」を通じて宿泊販売する一方、楽天LIFULL STAYが同社の民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」などを通じて宿坊の宿泊販売を強化、ハウスマニュアルの作成や販売管理などの運用代行もするというもの。
宿坊は本来、僧侶や参拝者のための宿泊施設だが、座禅、写経など寺社文化の体験ができる貴重な場として訪日外国人の宿泊者が年々増加し、受け入れも進んできた。また2018年6月施行の住宅宿泊事業法により宿泊可能な宿坊の増加が見込まれ、「お寺に泊まる」という体験が国内外の旅行客から一層の注目を集めている。
今回の提携の一環として、まずは滋賀県の宿坊施設「和空 三井寺」の宿泊予約を2018年8月1日より受付する予定。三井寺は天台寺門宗の総本山であり、古くから「近江八景」の一つとして知られている。 楽天コミュニケーションズ提供の民泊運営支援サービス「あんしんステイIoT」を導入し、 タブレット端末によるチェックイン時の本人確認や鍵の管理、宿泊者サポートなどを容易にし、寺社関係者および宿泊客双方の負担を軽減するとしている。
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
2024.04.30
旅館・ホテルの2024年3月景気動向調査、6割近くが稼働率「上昇」と回答。販売単価高止まり
2024.04.23
星野リゾート 廃油を持続可能な航空燃料SAFへ再資源化、OMO関西空港から
2024.04.16
四国のレンタカー周遊を喚起するモデルコース「DRIVE SHIKOKU」開設、温泉・自然など6つのコースを紹介
2024.04.08
2024年3月国内景気、インバウンド消費や旅行・観光産業が好材料で3カ月ぶり改善。今後も緩やかに上昇と予測
2024.04.02
外国人労働者初の200万人超え、飲食、宿泊業などで高い雇用意欲。課題は語学やコミュニケーション
2024.03.25
旅行業界初のNFTプロジェクト表彰イベント開催。日本航空、JTBグループなど5プロジェクトがグランプリ受賞
2024.03.18
白馬スキー場観光客数、過去20年最高の80万人が来場。インバウンド利用者数2019年比で141%に
2024.03.11
TikTokが海外クリエイターを九州・沖縄に招聘、観光地の魅力をショートムービーで若年層に訴求