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★資生堂が一番人気?! 香港では半数以上が日本製の化粧品を使用 —FUN! JAPAN調査結果

2018.08.09

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アジアでNo.1規模の日本好きコミュニティサイト「FUN! JAPAN」を運営するFun Japan Communicationsが、香港・インドネシア・マレーシア・台湾・タイの5ヶ国の自国における化粧品使用の実態を調査し、その結果の第2弾を発表した。サンプル数は2,961人、オンラインのアンケートに回答方式で2018年3月8日〜4月7日に行った。

化粧品ブランドを変えるきっかけについて質問したところ、5カ国平均で「実際に試してみてから」という答えが最も多く、その割合は53.2%になった。中でも台湾は72.9%、香港が62.7%という高い数値が出た。

化粧品を選ぶ際に重要視する点は「機能性」がどの国でも最も多く、5カ国平均で66.8%。「ブランド」「ロングセラー商品」「人気商品」「低価格」が6〜8%台で、「高品質・高級品であること」が2.9%と最も少ない。

最も好きな化粧品ブランド・メーカーは5カ国平均でも各国の結果でも「資生堂」と答えた人が最も多く、その次はニベアとなった。コーセーの「雪肌精」は一商品にもかかわらず、具体的に名前が多く挙がった珍しい例であった。

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日本製の化粧品を購入しますかという質問に対し、5カ国平均では「いつも」と答えた人が最も多く38.6%で、国別では香港が58.3%、台湾が54.5%。また、インドネシアとタイ、マレーシアでは「最近使い始めたが今後も続けるつもり」が多い。また、「最近使い始めたが、今後は買わないつもり」「買ったこともないし、今後買うつもりはない」と答えた人は、各国とも少数で、注目したいのは「買ったことはないが、興味はある」と答えた人が一定数おり、これからの購入の伸びが期待できる結果となった。

(やまとごころ編集部)

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