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★2018年7月全国百貨店売上高、インバウンドは272億円で20ヶ月連続のプラスに

2018.08.22

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日本百貨店協会は24日、2018年7月の全国百貨店売上高を発表した。売上高総額は前年同月比6.1%減の5132億円で、2ヶ月ぶりのマイナスとなった。夏本番を迎えて各店積極的な集客施策を展開し、好調なインバウンドや高額消費にも支えられたが、西日本豪雨や梅雨明け以降の猛暑、月末の台風12号上陸のほか、クリアランスセールの前倒しや土曜日1日減などの影響で、前年実績には届かなかった。

インバウンドの売上高は、19.8%増の272億2000万円で、20ヶ月連続のプラスとなった。購買客数も24%増の約45万7000万人で、2013年2月から数えて66ヶ月連続プラスとなった。インバウンドの傾向としては、クリアランス情報を事前に調べた上で婦人服飾雑貨や婦人服を求める顧客が多かった。

外国人観光客に人気のあった商品は、以下の通り。
1位:化粧品
2位:ハイエンドブランド
3位:食品
4位:婦人服飾雑貨
5位:婦人服・洋品

また、免税手続きカウンターの来店国別順位は以下のようになった。
1位:中国本土
2位:香港
3位:韓国
4位:台湾
5位:タイ
6位:シンガポール
7位:マレーシア

(やまとごころ編集部)

 

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