インバウンドニュース
★京都信用金庫、インバウンド消費を刺激するスマホ決済の導入に向け「Origami Pay」と連携
2018.09.20
京都信用金庫は、近年増加するキャッシュレス決済などを含めた決済手段が多様化していることを受けて、地元事業者の取引機会の増加を狙い、(株)Origamiとの加盟店獲得代理店契約を締結した。
今回の提携は、2017年に導入支援した訪日中国人向け「Alipay」と、スマホやタブレット利用でクレジットカード決済できる「Coiney」に続く第3弾となる。この新たなサービスの導入により、一層の地元事業者の開拓、IT導入による生産性向上等の本業支援を行うとともに、インバウンド観光客誘致による地域の活性化を図るとしている。
Origamiとの提携を結ぶのは、京都の金融機関としては初。利用者の利便性を速やかに向上するべく、地域の加盟店舗を広げるとともに金庫の預金口座からの即時決済についても対応を進めている。加盟店は初期コストがかからず、導入方法もスマホやタブレット経由でQRコード決済を設定するだけ、利用者はアプリをダウンロードし、QRコードを読み取るだけで支払い完了となる手軽さが売りだ。
京都信用金庫の営業エリアである京都・滋賀・北大阪では、クレジットカードや電子マネーによるキャッシュレス決済が年々増加している。政府のクレジットカードICチップ対応端末の導入義務化などの法整備等とともに、インバウンドビジネスに貢献するキャッシュレス一般化への後押しとなる。サービス開始日は10月1日を予定している。
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
2024.03.25
旅行業界初のNFTプロジェクト表彰イベント開催。日本航空、JTBグループなど5プロジェクトがグランプリ受賞
2024.03.18
白馬スキー場観光客数、過去20年最高の80万人が来場。インバウンド利用者数2019年比で141%に
2024.03.11
TikTokが海外クリエイターを九州・沖縄に招聘、観光地の魅力をショートムービーで若年層に訴求
2024.03.05
春節に台湾・香港の訪日客が購入した商品は? 化粧品「リップクリーム」が上位に、北海道のお菓子が人気
2024.02.27
訪日中国人の8割が旅行前に買い物リスト作成、「衝動買いの経験あり」も96%に
2024.02.13
2023年日本酒輸出量、中国と米国の消費減退で前年割れの410億円。韓国、台湾で需要増、高額日本酒への注目高まる
2024.02.05
春節控え台湾で訪日時のショッピング動向調査、半数近くが予算10万円以上。お菓子が最も人気
2024.02.01
冬季オーバーツーリズム解決に向けタクシー活用した「ニセコモデル」。9割がインバウンド、1日平均180件以上と利用好調