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★訪日客アンケート、7割が「きれいなトイレ」で観光地のイメージアップと回答

2018.10.09

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TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市)は、日本に観光目的で来日した訪日客150名(19の国・地域)を対象に、「外国人のトイレに関するアンケート」を実施し、その調査結果を発表した。

京都市内の街頭で行われた今回の調査では、観光地または移動にかかる周辺施設の公衆トイレを利用した訪日客が対象となった。
まず1問目の「公衆トイレの設備が整備され、清掃が行き届いていると、どのように思いますか?」に対する回答では、1位が「観光地のイメージがよくなる(73.3%)」、2位が「観光地で安心して長時間過ごすことができる(37.3%)」だった。公衆トイレに対する好印象が観光地のイメージアップにつながるだけでなく、長時間滞在の安心感にもつながっているようだ。

2問目の「どのように整備されていると、また訪れやすくなると思いますか?」との問いには、「無料で利用できる公衆無線LANスポットが多い(52.7%)」が1位、次いで「トイレが明るく、臭くない(45.3%)」が2位だった。3問目では逆に「どのように整備されていないと、もう訪れにくくなると思いますか?」と聞いたところ、「トイレが薄暗く、臭い(30%)」の回答が最も多かった。

観光地および周辺施設で整備すべきものとして、情報サービスやインフラ、コミュニケーションの問題など様々な項目がある中、トイレの整備状況は訪日リピーターの集客数を大きく左右する要因となっているようだ。

(やまとごころ編集部)

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