インバウンドニュース
★インバウンドのレンタカー利用をサポート、4ヶ国語に切替可能なETC車載器が発売
2018.10.17
古野電気株式会社は12月に、業界初となる4ヶ国語切替機能付きのETC車載器を発売する。ETCカードの認証やETCレーンの通行可否を発話する機能を、日本語・英語・中国語・韓国語に対応した形で提供する。訪日外国人観光客がよく利用するレンタカー向けとして需要があるとみてのこと。
国土交通省によると、レンタカーを利用する訪日外国人観光客は、2011年から2015年の5年間で17.9万人から70.5万人に急増したという。そのレンタカーで一般道はもちろん、高速道路を通行する機会も増えている。
ETCは高速道路などの有料道路での料金支払いをスムーズにするシステムで、有料道路の料金所などに設置されたアンテナと自動車の車載器で通信をおこなうものだ。カーナビゲーションは外国語対応がなされたものが増えているが、ETC車載器はいまだ日本語のみの音声案内になっていて、一つの死角になっていた。
今回発売されるETC車載器「型式:FNK-M11TR」は、簡単なボタン操作で4ヶ国語のいずれかに切替え、ETC車載器の状態に関する音声案内をおこなう。また本体に大きなイラストを記載することで、レンタカー利用者がETCカードの挿入方向を一目で理解できるようになっている。
(やまとごころ編集部)
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