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★訪日客が意思表示できるアレルギーカード作成、誤食の事故防止に向け、一部無償提供

食物アレルギー児向けのおでかけ情報サイトを運営する「アレルギーっ子の旅する情報サイトCAT」は、食物アレルギーを持つ訪日外国人向けに「FOOD ALLERGY CARD」(以下、アレルギーカード)を作成した。

アレルギーカードは、訪日外国人観光客が自分自身の食物アレルギーが何なのか、意思表示をすることで誤食と事故を防ぐことを狙いとしている。訪日外国人が直接ダウンロードして使う「無償版」と、日本の事業者向けの「有償版」が提供される。

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無償版のアレルギーカードは、英語表記の公式サイトからダウンロードでき、自由に印刷して持ち歩くことができる。食物アレルギーとして意思表示できる項目は12項目あり、コンタミネーション(製造場所でのアレルギー原材料が微量に混入しても大丈夫か)についても意思表示ができる。

有償版のアレルギーカードは、日本の自治体や観光関連の事業者向けに販売する。A7サイズの厚紙で100枚2000円。裏面に日本料理における注意事項が記載され、飲食店に向けた注意喚起もある。

近年、訪日外国人観光客が急増する中で、食物アレルギーを持つ訪日客による誤食が問題となっている。過去には、ピーナッツアレルギーを持つ訪日客がジーマーミ―豆腐を食べ、アレルギー症状を訴えたり、五平餅を食べた方が、ナッツによるアナフィラキシー症状を起こし、病院に搬送されたケースがあった。

日本は他の先進国と比べて、食物アレルギーに対応した食品が少ないと言われるうえに、飲食店やスーパーでの言語によるコミュニケーションの問題もあるため、早急な対応が必要になっていた。

(やまとごころ編集部)

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