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★鹿児島県、2017年観光統計を発表。インバウンド牽引で観光費額2800億円超、過去最高を記録

2018.11.15

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鹿児島県は11月9日、2017年の「鹿児島県の観光の動向~鹿児島県観光統計~」を発表した。それによると、インバウンドの延べ宿泊者数は前年比54.7%増の74万4,180人で、観光消費額は49.6%増の403億3,800万円と大幅に伸長した。

鹿児島県全体の延べ宿泊者数は10.9%増の798万6,670人で、延べ日帰り客数は5.1%増の1,378万2,000人。2016年の熊本地震による減少からの反動増により、全ての月で宿泊客が増加した。観光消費額はインバウンドが牽引して過去最高を記録し、10.4%増の2,842億4,300万円だった。

インバウンドの国籍別外国人延べ宿泊者数は、1位:香港19万2,660人(55.8%増)、2位:台湾12万5,480人(15.9%増)、3位:中国8万6,820人(45.6%増)、4位:韓国8万360人(33.9%増)の順となった。
香港は香港エクスプレスの増便、台湾はチャイナエアラインの増便により宿泊者数が増加したほか、韓国はイースター航空の新規就航や、釜山チャーター便の運航により増加した。一方、中国は屋久島での映画撮影による長期宿泊の影響で、団体客が増加している。

kagoshima

(やまとごころ編集部)

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