ホテルなど旅行に関する口コミ・価格比較などに関わるウェブサイト・アプリを運営するトリップアドバイザーは、投稿された外国語の口コミ評価をもとに、「外国人に人気の日本のレストラン2017」を発表した。今回で４回目となるこのランキングには、例年初登場のお店のランクインが多く、今年はベスト30のうち、16の施設が初登場を果たした。

ランクインしたお店の種類は多岐にわたる。お寿司や和牛といった和食、お好み焼きや居酒屋など、日本人にとってもなじみのあるお店はもちろんのこと、ベジタリアンメニューやグルテンフリー対応のお店、イタリアン、メキシカン、タイ料理など多国籍料理を提供するお店もランクイン。外国人が日本で様々な食事を楽しんでいることがわかる。

ランクインしたレストランの数を地域別にみると、三大都市圏からは、京都市が７件で１位、東京都23区が５件で３位だった。一方で、２位は岐阜県高山市で６件、４位は金沢市で４件と、北陸新幹線開通の影響もあってか、地方の観光地を訪れて、食事を楽しむ外国人が増えていることがわかる。

また、口コミの内容から、料理の味に対する評価はもちろんのこと、Welcome（歓迎してくれる）、Comfortable（居心地が良い）、reasonably priced（手ごろな価格）といった評価も目立った。また、評価が高いお店には、英語を話せるスタッフがいるケースも多く、外国人の受け入れ態勢が整っていることも人気のポイントといえる。

（やまとごころ編集部）