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★手ぶら観光サービスの充実で、訪日客の観光を後押し

宿泊施設へのチェックイン前やチェックアウト後に、大荷物を抱えたまま街中をウロウロ、といった問題を解消する、「手ぶら観光」サービスがいま注目を集めている。

リムジンバスを運営する東京空港交通と佐川急便は、共同で「プレミアムハンズフリーパッケージ」というサービスを開始。

同サービスの利用客は、帰国日に、東京駅、東京スカイツリー、浅草雷門にある佐川急便のいずれかのサービスセンターのいずれかに荷物を預け、手ぶらで自由に観光することができる。さらに、観光が終わった後は、最寄りのバス停からリムジンバスで成田空港へと向かい、預けた荷物を空港で受け取ることができるという仕組みだ。

このパッケージでは、東京23区内から成田空港までのリムジンバスと、手荷物の当日配送がセットで3600円。バスの運賃と手荷物の当日配送料金を別々に支払うよりも3割程度も安く、今後の需要拡大が期待されている。

また、訪日客の増加でコインロッカー不足に陥っている都心では、コインロッカーに代わるカフェやレストラン、美容室などといったお店の遊休スペースに荷物を預けられる「エクボ・クローク」というサービスが導入されている。

このサービスの仕掛け人は、ベンチャー企業のエクボ株式会社。利用客は、スマートフォンやパソコンから預け先の検索、予約ができ、コインロッカーを探す手間と時間を省いて、手ぶらで観光することができる。料金は、手荷物プランが1日300円、スーツケースプランは1日600円で、通常のコインロッカーと同価格帯に設定されている。

現在は、東京、京都、大阪、福岡で約250ヶ所の店舗が登録をしており、世界初の“荷物一時預かりシェアリングサービス”として更なる展開が予想されている。

国土交通省も、手ぶらで観光できる環境を定着させるために、現在全国で160箇所の公共交通機関や店舗、施設を「手ぶら観光カウンター」に認定しており、今後ますます「てぶら観光」の機運は高まりそうだ。

(やまとごころ編集部)

出典:

NIKKEI STYLE

毎日新聞

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