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★国交省、外国人観光客のレンタカー事故対策

2017.08.25

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 国土交通省は8月23日、急増する訪日外国人観光客のレンタカー利用による事故を防止するため、ピンポイント事故対策を推進すると発表した。

これはレンタカー事業者や警察、観光部局と連携しながら、ETC2.0 の急ブレーキデータ等を活用して、外国人特有の事故危険箇所を特定し、対策を講じるというもの。すでに、沖縄・九州でデータ収集を試行している。

訪日外国人観光客の増加に伴い、レンタカーを利用する訪日外国人は、 2011 年から 2015 年の5年間で約4倍に増加しており、それに伴い、外国人が運転するレンタカーの事故件数も増加。例えば、沖縄県では物損事故を含む外国人レンタカーの事故件数は 2014 年から 2016 年の3年間で約3倍に増えている。

今後、訪日外国人観光客のレンタカー利用が多い地域を5地域程度選定し、カラー舗装ピクトグラムを活用した標識、多言語注意看板事故の多い箇所を注意する多言語パンフレットなどのピンポイント事故対策を開始する。

(やまとごころ編集部)

詳細:国土交通省

 

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