インバウンドニュース
★「第3回ジャパン・ツーリズム・アワード」表彰式開催 インバウンド関連の事業者も多数受賞!
2017.09.22
日本観光振興協会(日観振)、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)が共催する世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2017」では21日、「第3回ジャパン・ツーリズム・アワード」の表彰式が開催された。
EXPOの一環として行われる同アワードは、ツーリズム業界の発展・拡大に寄与することを目的としている。2017年は国連の定める「持続可能な観光国際年」であることから、持続的な観光への取り組みをテーマに募集したところ、昨年の153件を大きく上回る239件もの応募があった。
アワードは、「国内・訪日領域」「海外領域」「UNWTO(国連世界観光機関)」の3カテゴリーに分かれており、「国内・訪日領域」ではインバウンド関連の事業も多数受賞した。
インバウンド関連の受賞は、ホテルの客室をアート空間にし、インバウンド市場での差別化を図った「パークホテル東京 ”アーティスト・イン・ホテル プロジェクト”」や、公的資金に依存せずインバウンド客を27倍に増加させた「大歩危・祖谷いってみる会(徳島県)”秘境山間地のインバウンドへの取り組み”」などが「領域優秀賞」を受賞。
また、質の高い映像をYouTubeにアップして世界へ発信し、インバウンドの需要拡大に寄与した「青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県の東北6県並びに一般社団法人東北観光推進機構”デジタルコンテンツプロモーション”」は「審査委員会特別賞」に輝いた。
「ビジネス部門 部門賞」には、工場を開放して日本のモノづくりの素晴らしさを披露し、「SUWADA」を世界ブランドへと引き上げた「諏訪田製作所(新潟県)”OPEN FACTORY”」や、台湾からのインバウンド拡大による利用促進を目指す「江ノ島電鉄”台湾との観光連携事業”」などが受賞。上記の他にも、多くのインバウンド関連の事業者が受賞している。
(やまとごころ編集部)
受賞者の一覧はこちら:ツーリズムEXPOジャパン
関連インバウンドニュース
2024.04.16
四国のレンタカー周遊を喚起するモデルコース「DRIVE SHIKOKU」開設、温泉・自然など6つのコースを紹介
2024.04.08
2024年3月国内景気、インバウンド消費や旅行・観光産業が好材料で3カ月ぶり改善。今後も緩やかに上昇と予測
2024.03.28
訪韓外国人客が利用するアプリは? 旅ナカではネイバー、パパゴなど韓国アプリの利用率高く
2024.03.15
アメリカ発の家族向け日本ツアー、10日間で1人133万円の中身は?
2024.03.11
TikTokが海外クリエイターを九州・沖縄に招聘、観光地の魅力をショートムービーで若年層に訴求
2024.03.07
インバウンドに冬に人気のエリアは? 増加率1位は犬山市。カニ スキー 温泉など冬ならではの体験が人気
2024.01.30
2024年春節インバウンド客に人気の都道府県ランキング、この時期ならではの体験を求め地方訪問も増加ーKKday
2024.01.26
アジア太平洋13市場のミレニアル・Z世代の旅行動向、一番人気は日本。旅行予算3~5割増、体験を重視する傾向