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★海外の日本食レストラン3割増の11万8千店、訪日客増加も要因に — 農水省

2017.11.08

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農林水産省は11月7日、海外の日本食レストラン数を発表し、今年10月時点で前回調査(2015年7月時点)の3割増となる約11万8000店となっていることがわかった。

調査は238の在外公館が、各国の電話帳やウェブ検索等の情報から現地で「日本食レストラン」として認識されている店舗数を集計。2006年に初めて調査を実施し、2013年からは2年おきに集計している。

地域別で見ると、前回調査の2015年と比較してアジアが5割増の約6万9300店、北米が微増で約2万5300店、欧州が2割増の約1万2200店、中南米が5割増の約4600店と続き、特にアジアと中南米での増加が目立つ。

海外の日本食レストラン数が2年間で約3割増となった要因について、斎藤健農水相は「外国人観光客の増加や、世界各地で開催されている日本食普及イベント等により、世界的に日本食ブームが一層広がってきている」とコメント。また、「日本食レストランの増加が農林水産物や食品の輸出増加に繋がるように取り組んでいく」と期待感を示した。

(やまとごころ編集部)

 

 

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