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関西初となるインバウンド観光客向け手ぶら観光サービス、城崎温泉と大阪市のホテルでスタート

インバウンド観光客にも人気急上昇の城崎温泉がある兵庫県豊岡市で、関西エリアで初となる「観光支援型の客貨混載」サービスの取り組みがスタートした。

関西でも指折りの知名度を誇る城崎温泉では、大阪観光と組み合わせて訪れる訪日旅行者が増えている。しかしながら、スーツケースなどの大きな荷物を持っての移動の煩わしさなどから、城崎温泉周辺での滞在時間が短くなる傾向にあった。このような旅行者の周遊観光をスムーズにするため、当日中の手荷物配送をサービスを開始した。

手荷物の配送には、高速バスを利用する。既存の交通網を活用した客貨混載型を採用することで、過疎化や高齢化が進行する中山間地域の課題の一つであるバス路線網の維持と、物流網の効率化の二つの側面が期待できる。

手荷物の配送は、城崎温泉のある兵庫県豊岡市の神鍋エリアと大阪市内のホテル間で行われる。旅行者は、全担バスが運営する城崎温泉ツーリストインフォメーション「SOZORO」やインバウンド向けの宿泊予約サイト「Visit Kinosaki」で「手ぶら観光サービス」の申し込みをすると利用できる。

利用の流れは、「SOZORO」のカウンターに手荷物を持ち込む際、ウェブでの申し込み時に発行された2次元コードを読み取り機械にかざすと、宅急便の送り状が発行される。カウンターで預けられた手荷物は、乗車する利用客と同時に高速バスで輸送される。大阪到着後、手荷物は各ホテルに配送され、利用客が手ぶら観光した後のホテルチェックイン時に受け取りが完了するという仕組みだ。

送料は2,300円で、バスの乗車運賃は別となっている。事前にウェブサイトから申し込めるため、特に訪日外国人にとって煩わしかった「送り状」の記入が省け、宅急便が利用しやすくなる。今後、全担バスとヤマト運輸ではインバウンド観光を促進するため、他の地域でも同様のサービスを拡充していく。

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(やまとごころ編集部)

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