インバウンドニュース
2018年の日本の宿泊施設の需要分析を発表、青森県の平均客室単価が35%増に —エクスペディアグループ
2019.03.27
エクスペディアグループは、2018年の日本の宿泊施設の需要に関する分析を発表した。国内およびインバウンド需要は総じて好調で、提携宿泊施設において前年比50%増となった。豪雨や地震の影響が懸念された西日本と北海道でのインバウンド需要は、8月と9月に10%落ち込んだが、国内需要が35%の伸びを見せ、被災地域の宿泊施設の集客に貢献した。
東京、大阪、京都、沖縄、福岡はインバウンド客に相変わらずの人気で、外国人旅行者数が前年比で平均50%増になったが、これらの人気エリアに迫る勢いで成長しているのが埼玉(170%)青森 (110%)新潟 (90%)愛媛、鳥取 (いずれも85%)の5つの地域。中でも、青森は平均客室単価が35%増と2桁の成長を見せ、また新潟(15%)埼玉(10%)も堅調に伸びている。
日本へのインバウンド旅行客の上位10市場の顔ぶれに変化はなかったものの、順位の入れ替わりが見られた。上から韓国、米国、香港、台湾、中国の順番となった。市場規模に急速な広がりがあったのはインドネシア(230%)アイルランド(200%)スペイン、インド(いずれも100%)、イタリア(70%)だった。
(やまとごころ編集部)
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