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訪日外国人にも利用しやすいバイリンガル機能搭載のAED、京急電鉄が全駅に導入

京急電鉄は、2019年4月1日から泉岳寺駅を除く全駅において、バイリンガル機能搭載の新型AED(自動体外式除細動器)を導入した。訪日外国人観光客がこの装置を使用して、救命処置が行えるような環境を整えるとともに、周辺の外国人に駅の救命装置の存在を知ってもらい、有事には利用可能なことを認識して安心してもらえることを目的としている。

新型装置は計81台、羽田空港国際線ターミナル駅や横浜駅などをはじめ、72駅に設置された。音声ガイドと液晶画面において、日本語での案内に続けて英語で操作方法を伝える機能が備わっている。京急電鉄では、病気・事故等で突然の心停止に陥った乗客に対する救命処置のために2006年からAEDが導入されているが、今回のリニューアルで液晶画面の大型化とカラー化、小型軽量化もなされた。鉄道事業者がバイリンガル機能付きの新型AEDを全駅に導入するのは今回が日本初となる。

京急電鉄では病人や災害発生など緊急時におけるインバウンド対応として、多言語対応の「災害時の緊急避難場所の案内図」の掲出や、列車運転見合せ時のHP告知および改札付近の案内ポスターの掲出を実施してきたが、日常的な駅の設備だけでなくこういった非常時の設備も整え、訪日客も不安のない鉄道利用ができるようにインバウンド対応を進めていく考えだ。

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(やまとごころ編集部)

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