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訪日客の迷子や落とし物アナウンスの館内放送に新しい多言語サービス、大阪城天守閣で導入

2017年度の年間入館者数275万人のうち、約半数が外国人観光客という訪日客に人気のスポットである大阪城天守閣で、迷子や落とし物などの館内アナウンスを多言語でおこなうサービス「USENおもてなしキャスト」が4月から開始された。

これまで大阪城天守閣では、多言語で録音された汎用コメントを使用するとともに、多言語対応できるスタッフが外国人からの問い合わせに対応してきた。しかし、汎用コメントでは対応しきれない場合や、バイリンガルスタッフの不在もあることから今回のサービス導入となった。収録されたコメントは日本語・英語・韓国語・中国語の4カ国語で放送されるため、放送時間が長いというデメリットもあったが、今回からは状況に合わせて発信言語を選択できるようになり、放送時間が大幅に短縮された。

「USENおもてなしキャスト」は株式会社 USENが提供するツール。日英中韓の4ケ国語から選択し、状況に応じて的確な情報伝達をする館内アナウンスサービスで、観光施設では初めての導入となる。容易な操作方法で発信したい言語を選択したり、名前を入力すると音声合成による名前入りアナウンスも可能となった。一層の観光客増加が見込まれる繁忙期のゴールデンウィーク時において、来場者を待たせることのない、スムーズなサービスが期待できる。

(やまとごころ編集部)

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