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岐阜県高山市の訪日客向けカフェが開業1年半で2万人をおもてなし、旅行者からの情報収集で地域のサービス向上

岐阜県のインバウンド観光活性化を狙い、高山市に大日コンサルタントがオープンした外国人旅行者向けの情報提供型カフェ「TRAVELLER Coffee House」が、開業1年半で約2万人の外国人旅行者を迎えた。

シンプルで都会的なデザインの店舗では、英語を話せるスタッフが淹れる地元の人気ロースター、yakata coffeeが焙煎する豆を使ったコーヒーが味わえる。カフェスタイルの観光情報発信拠点として機能しており、「ラーメンを食べたいんだけど、高山ではどこでラーメンを食べてるの?」「明日は特に予定がないんだけど、何かおすすめのイベントやスポットはある?」などといった会話を、スタッフと気軽にできる雰囲気だ。ローカルな情報に通じた地元在住のスタッフが、高山市の見どころや、おすすめスポット、飲食店を紹介している。

カフェを訪れた訪日客に対して情報提供する傍ら、彼らからは、日本での滞在日数や他の地域で楽しんだ旅行経験、日本で購入した土産物品などの情報を集めている。こういった会話で得られた情報は、カフェに集う地元の観光業関係者とも共有し、観光を提供する側のサービス向上にも役立てている。

高山滞在中に1回と限らず、何度も訪れてくれる観光客も数多く見られ、「地元高山市民とのリアルな会話体験そのものが観光資源となりうる」という可能性も見出されてきている。インバウンド観光のハブ的存在になるよう、このような取り組みを継続していく考えだ。

(やまとごころ編集部)

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