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アリペイ、GW期間の消費統計データを発表。平均消費額25%増で日本の取引件数ランキング4位に

世界50カ国以上で決済サービスを提供するアント フィナンシャル サービスグループは9日、中国のゴールデンウィーク期間における、中国人観光客のアリペイ消費統計データを発表した。

2019年の中国のGWは、5月1日の労働節休暇が2日分追加され、4日までの4連休となっていた。中国ではこれまでも労働節休暇の曜日が週末に近い場合は、政府の方針により、期間を延長し3連休や4連休にするケースがあり、毎年この時期が旅行や消費のピークの1つになっている。

今回の調査では5月1日~3日において、台湾、香港、マカオからの観光客を除く中国人観光客のアリペイを通じた取引件数を調べた。その結果、1位香港、2位タイ、3位韓国、4位日本、5位マカオの順だった。

中国人観光客一人あたり平均消費額は全体では前年比10%増だったのに対し、日本における一人あたり平均消費額は前年比25%増と好調だった。日本国内でアリペイが最も利用された店舗は、コンビニ、空港、百貨店で、一人あたり平均消費額の伸び率が特に高かったのはコンビニとドラッグストアだった。

一人あたり平均消費額をアジアの国・地域別にみると、1位アラブ首長国連邦、2位韓国、3位日本となった。2位韓国との差は、昨年は2倍あったものの、日本におけるキャッシュレス決済の普及が追い風となり、今年は10%にまで縮小した。

中国国外でアリペイ決済を利用した中国人観光客を世代別にみると、2000年代生まれの若者世代が昨年の8倍、1940年~1950年代生まれのシニア世代が昨年の2.4倍となり、いずれの世代も増加した。特にシニア世代では利用額の増加も好調で、シニア世代一人あたり平均消費額は1990 年代生まれの若者世代と同程度まで伸びていることがわかった。

(やまとごころ編集部)

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