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東京の2018年インバウンド客数、過去最高の1424万人なるも伸び率は3.4%増で鈍化

東京都は5月30日、「2018年東京都観光客数等実態調査」を発表した。

調査結果によると、2018年の訪都外国人旅行者数は前年比3.4%増の1424万人となり、過去最多の記録を更新した。一時的に自然災害の影響を受けたものの、東京都の観光PRや官民挙げての旅行者の受け入れ環境整備などが進んだほか、アジア地域におけるビザ発給要件の緩和が追い風となった。伸び率は2011年以降、毎年2桁台で推移してきたが、昨年1桁の5.1%に落ち込んだのに引き続き、今年も1桁台の3.4%に止まった。

全国の訪日外国人旅行者数の伸び率も8.7%と1桁台で、訪都に限らず鈍化傾向にあることがうかがえる。なお、2018年の訪日客数は前年比8.7%の約3119万人だった。そのうち東京都を訪れた旅行者数の割合は45%で、過半数を下回るのは2004年の調査開始以降、昨年に続き2回目。LCCやクルーズ船による地方へのアクセスが良くなったことをはじめ、多様な地域を訪れるリピーターが増えている影響が考えられる。訪日客の地方への分散化傾向が表れた結果となった。

また、同時に発表された訪都外国人旅行者の消費額は、約1兆1967億円で前年比5.4%増となった。都内観光消費額のうち、インバウンドが占める割合は19.8%だった。

(やまとごころ編集部)

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