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大丸心斎橋86年ぶり建て替えリニューアルオープン、訪日客に魅力的なコンテンツ揃えインバウンド対応強化へ

2016年から本館建て替え中の大阪市の大丸心斎橋店が、2019年9月20日にグランドオープンすることが発表された。週末の歩行者数15万人の心斎橋商店街や、アメリカ村などの商業集積地である心斎橋のランドマークであり、約300年の歴史を持つ老舗百貨店が86年ぶりに生まれ変わる。

心斎橋店の強みである日本有数のインバウンド吸引力と富裕層顧客の保持を増幅させる「リアル店舗」でしか味わえない付加価値創造に取り組む。「Delight the world〜世界が憧れる、心斎橋へ。」をコンセプトに掲げ、37の関西初出店を含む専門店約370店舗を揃えた。人気アニメのコンセプトショップ、日本の食文化を世界に向けて発信することをテーマとしたレストランフロアなど、訪日客に魅力的なコンテンツを揃えた。9階には、北館と一体化した海外顧客対応の「インバウンドセンター」を構築し、免税カウンターや海外のVIP対応ラウンジも開設する。また、7階には緑溢れるオアシス空間を設け、訪れる人の憩いの場とするという。全フロアに計42台のデジタルサイネージを設置し、多言語案内などでスムーズな買い物体験も提供するということだ。

本館、北館、南館を合わせ約8万6500平方メートル、約3割増床の建て替えでは、歴史的な外観の最新技術による保存を優先させた。低炭素と循環型社会への貢献を目指し、本館全ての電力に再生可能エネルギーを利用、館内物流の一括管理、環境配慮型の資材利用なども促進する。北館も改修中で、2021年にパルコが開業予定だ。大阪の百貨店売り上げはインバウンドによる堅調が続き、需要の取り込みを狙い梅田の阪神、阪急、大丸などの各百貨店で改修と増床が相次いでいる。

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(やまとごころ編集部)

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