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2019年5月全国百貨店売上高、インバウンド売上309.9億円。ハイブランド抑え食品が人気ランキング2位に

日本百貨店協会は21日、5月の全国百貨店売上高を発表した。売上高総額は約4443億円、前年同月比で0.8%減と2カ月連続でマイナスとなった。インバウンドと高額商品は引き続き好調であったが全体を牽引しきれず、全体の売上高は前年同月実績に届かなかった。改元祝賀ムードや超大型連休となったGW、月末の気温上昇による夏物需要の増加などプラス要素が多く見られたものの、GW後の反動や改装のための売り場面積減などが影響した。

地区別ではこれまでも好調であった名古屋、大阪、福岡の他に札幌、仙台、横浜、広島もプラス転換。一方、10都市以外の地方は25カ月連続の減少で前月比2.5%減と、苦戦が続いている。商品別で好調だったのは化粧品で、国内外まとめると6.1%増と伸びをみせ、雑貨も4.0%増で4カ月連続プラスに。また高額品もラグジュラリーブランドや時計、宝飾を中心に活況が続いている。食料品は3カ月ぶりにマイナスに転じ、0.8%減となった。

インバウンド市場は免税売上が前年同月比で8.0%増の309.9億円で、購買客数も3.7%増の47.4万人と堅調な動きを見せ、これで4カ月連続のプラスになった。一人当たりの購買単価は前年同月比4.1%増の65,000円で4.1%増に。人気のあった商品のベスト5は次の通りで、先月3位だった食品がハイエンドブランドを抜き、2位となった。

1位:化粧品
2位:食品
3位:ハイエンドブランド
4位:婦人服飾雑貨
5位:子供服・玩具

また、4月の免税手続きカウンターの来店国別順位は次の通りで、前月と同じ順位となった。

1位:中国本土
2位:韓国
3位:香港
4位:台湾
5位:タイ
6位:シンガポール
7位:マレーシア

(やまとごころ編集部)

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