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英会話の習得にかかる期間はどのぐらい? 30代以上の英語学習者に意識調査を実施

2019.07.05

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一般社団法人日本人グローバル化計画推進協会は6月24日、英会話教室に通う30代~60代の男女100人を対象に「英会話を学ぶ前の最大の不安要素は何か」についての調査結果を発表した。調査方法はインターネットによるアンケートを6月10日~16日に実施した。

 英会話を学ぶ前の最大の不安要素について質問したところ、「いつまで続けたら英会話が身に着くのか」と答えた人が50%と最も多かった。次いで「ちゃんと英語を理解することができるか」が20%、「身に着くまで総額いくらかかるのか」が10%だった。英会話習得までの金額よりも、学習期間に不安を感じている人のほうが多いことがわかった。

さらに、英語を習得できたと実感するまでどれくらいの期間がかかりそうか質問したところ、「3カ月」が0%、「6カ月」が16%、「1年」が14%、「3年」が45%という結果になった。半数近くの人が英会話教室に通いながら3年以上かかると認識していることがわかった。

日本人グローバル化計画推進協会では日本人の英語学習は、ローマ字に親しみ、目で教科書を読む学習を継続してきた背景があり、脱視覚学習・脱ローマ字発音をすることで早ければ3か月で英会話の理解が進むと指摘している。

(やまとごころ編集部)

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