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京都の観光消費額1兆3000億円、インバウンド消費単価は4万7000円で日本人の2.2倍に —2018年京都観光総合調査

京都市は7月3日、2018年京都観光総合調査の結果を発表した。それによると、観光消費額は前年比16.1%増の1兆3082億円だった。これは京都市民の年間消費支出76.8万人分、約52%に相当する。内訳をみると、日本人による消費額が9357億円、外国人による消費額は3725億円だった。観光客数全体に占める外国人の割合は15.3%だが、観光消費額に占める外国人消費額の割合は28.5%とその存在感が示された結果となった。一人当たりの消費単価も日本人が2万931円に対して、外国人は4万6294円と2.2倍多く、特に買物代、飲食費、宿泊代、体験費に日本人よりも多くの額を支払っている。

また、国際会議件数は前年から43件増え、349件だった。2013年の176件から5年間で約2倍に増えた。国際会議参加者の消費額は、通常の外国人観光客の約1.8倍も多いことから、国際会議をより多く誘致することで観光消費額全体のアップにつながっている。

一方、宿泊客数は前年比1.6%増の1582万人を記録し、過去最高となった。そのうち、外国人宿泊客数は前年比27.6%増の450万人だった。宿泊施設数が増えたことをはじめ、朝・夜観光のコンテンツの充実が滞在時間を伸ばす後押しとなった。建設ラッシュが続く京都の宿泊施設は2015年の約3万室から2019年3月時点で約4万6000室に増加した。平均宿泊日数も3年前の1.49泊から1.61泊に増えた。一方、修学旅行生数は前年比15.4%減の95万3000人だった。

また、観光客数は外国人が805万人、日本人が4470万人で合計5275万人だった。過去最高を記録した2015年の5684万人から約400万人減少し、3年連続の減少となった。

観光地としての満足度は日本人の90.3% 、外国人の97.6%が「大変満足~やや満足」と回答しており、国内外ともに9割以上という非常に高い満足度を示した。

また、トイレやWiFi接続環境、キャッシュレス化等の整備について「大変満足」と回答した外国人観光客の割合も増えた。観光客と市民の双方にとって快適な環境整備が着実に進んでいるといえる。

(やまとごころ編集部)

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