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インフラツーリズム魅力倍増プロジェクト始動、国土交通省インバウンド客も視野に、鳴子ダムなど5箇所をモデル地区に

国土交通省は、2020年に向けて「インフラツーリズム魅力倍増プロジェクト」を立ち上げ、プロジェクト関連の社会実験を行うモデル地区を5つ選定した。日本の名だたるインフラ施設の見学ツアーなどによる地域の活性化を狙い、国内外への広報とインバウンド対応などに今後取り組む。

国土交通省は2018年に「インフラツーリズム有識者懇談会」を設置、主に2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを機に一層増加すると予想される訪日客向けに、日本のインフラ施設の観光化を模索していた。インフラとは「インフラストラクチャー」の略語で、社会の福祉や経済力向上に貢献し、発展を促す公共の構造物や基幹施設を指す。

今回の選定では、日本初のアーチダムである宮城県の鳴子ダム、群馬県で建設中の八ッ場ダム、京都府の天ヶ瀬ダム、愛媛県の来島海峡大橋、九州最大の重力式ダムである鹿児島県の鶴田ダムが選ばれた。鶴田ダムでは霧島連山や桜島などの地域の観光要素を組み合わせるなど、広域周遊を考えたモデルが多い。

モデル地区の選定とプロジェクト始動に伴い、ロゴマークも決定した。今夏は全国で437件のインフラツアーを開催予定で、家族連れの夏休み旅行などを喚起する内容をインフラツーリズムポータルサイトに掲載している。

(やまとごころ編集部)

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