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リピータが多い香港人観光客は地方誘客の有望市場。福岡県、香港からのインバウンド客に関するレポート発表

福岡県では上海、香港、バンコク、サンフランシスコに駐在員を派遣し、現地の最新情報を収集するとともに、県の魅力をアピールし外国人観光客の誘致に取り組んでいる。福岡県香港事務所では11日、「訪日香港人観光客の福岡都市圏以外への誘客の可能性」についてレポートを発表した。

観光庁「訪日外国人消費動向調査」によると、2018年に日本を訪問した香港人は約217万人。香港の人口は約734万人であるため、約3人に1人が日本を訪問したことになる。8割以上がリピーターとみられ、新しい物好きで旅慣れた旅行者が多い。レンタカーやレールパスを駆使して、まだ外国人観光客には知られてない郊外の観光地や、自然豊かな田舎まで足を運ぶため、香港事務所では福岡都市圏以外にも誘客の可能性は充分あると見ている。

そこで香港事務所は、運営する繁体字版フェイスブック(FB)のフォロワー分析をもとに、ターゲットとなる層に向けてさまざまな取組を行なっている。6月末現在でフォロワー数は6万6000人。性別でみると男女比が3:7、年齢層別では25〜44歳の女性が全体の50%を占める。これらのフォロワー属性を踏まえ、昨年10月と今年5月に20〜30代の女性をターゲットにした女子旅セミナーを開催した。また、30〜40代のファミリー世代をターゲットに昨年11月には香港エクスプレスの旅番組を制作したほか、3月には、香港エクスプレス航空と女子旅をテーマにファムツアーを実施した。

現在、福岡と香港は毎日5便の直行便が飛んでおりアクセスも良い。香港事務所では、今後インバウンドへの取組を考えている市町村や県内の地方企業に向けて、香港は有望な市場のひとつであるとして、情報発信の促進を呼びかけている。

(やまとごころ編集部)

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