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2019年6月全国百貨店売上高4789億円 インバウンド単価は好調も購買客数が77カ月ぶりに減少

日本百貨店協会は23日、6月の全国百貨店売上高を発表した。売上高総額は約4789億円、前年同月比で0.9%減と3カ月連続のマイナスとなった。平年よりも気温が低く、大雨などの悪天候が続いたことで集客が減った。紳士服は0.2%増だったが、主力の婦人服が1.7%減と苦戦し、クリアランスセールも客足が伸びなかった。インバウンド市場は円高基調にあるものの、前年同月比0.6%増とかろうじて前年並みを確保したが、売上の約9割を占める国内市場が低調に終わり、全体としては前年実績にわずかに届かなかった。お中元商戦はWEB受注が二桁増の店舗もあり、堅調な滑り出しを見せている。

インバウンドによる6月の免税総売上高は前年同月比0.6%増の283億3000万円となり、5カ月連続のプラスとなった。一人当たりの単価は同2.1%増の6万2000円で、3カ月連続のプラス。一方、購買客数は同1.4%減の45万8000人で77カ月ぶりのマイナスとなった。購買客数の減少を購買単価で補う形となった。通貨変動やデモの影響で中国や香港からの来店客が減ったことが主な要因と考えられる。

外国人観光客に人気のあった商品は以下のようになった。前月3位だったハイエンドブランドが今月は2位に上がった。

1位:化粧品
2位:ハイエンドブランド
3位:食品
4位:婦人服飾雑貨
5位:子供服・玩具

また、6月の免税手続きカウンターの来店国別順位は次の通りで、前月と同じだった。

1位:中国本土
2位:韓国
3位:香港
4位:台湾
5位:タイ
6位:シンガポール
7位:マレーシア

(やまとごころ編集部)

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