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訪日客の安心を目指し、119番緊急通報時の多言語通訳サービス、新潟県佐渡市で開始

新潟県佐渡市は、2019年8月1日(木)より、消防本部にて「119番緊急通報時3者間多言語通訳サービス」を開始した。

2020年に向けて訪日外国人数がさらに増加することが予想されるなか、総務省消防庁から全国約730の消防庁・局・本部に対し多言語通訳を導入するよう通達が出るなど、外国人からの 119 番通報への外国語対応が大きな課題となっている。

通訳サービスは株式会社グローバルキャストが提供し、対応言語は英語・中国語・韓国語(朝鮮語)・ポルトガル語・スペイン語・タイ語・ベトナム語・タガログ語・フランス語・ロシア語・ネパール語の計11カ国語になる。今回は8箇所目の導入となり、6月から1ヶ月半の間で、9件の利用実績がある。

実際に利用した消防本部や救急隊員からは「日本語を話せない人からの通報があった際、これまでは通報者の周辺に日本語が分かる人を探してもらったり、不慣れな外国語を交えての対応となっていたが、このサービスによって、日本語による通報と同じ程度に具体的な状況を確認した上で救急車を向かわせることができるようになった」や、「救急現場では、外国人傷病者の言葉が分かる人が電話口の向こうにいると、傷病者の安心感が増すのではないかと感じた」などの声があがり、スムーズなコミュニケーションが期待できる。

(やまとごころ編集部)

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