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Airbnbの宿泊者数、史上最高の1日で400万人を突破。新興国や地域での成長率も著しく、つながりが多様に
2019.08.28
Airbnbはこのほど、1日あたりの宿泊者数が8月10日に史上最高の400万人を突破したことを発表した。2008年の創業以来、宿泊利用者は累計5億人を超えており、アジア太平洋、アフリカ、南米への旅行需要が後押しとなり新興国や地域での成長率が目覚ましい。
2011年にはニューヨークやロンドン、パリなどの10大都市に利用者の40%が集中していたが、2019年には約92%が10大都市以外に分散している。大都市がAirbnbコミュニティ全体で占める割合は年々減少しており、例えばニューヨーク市が占める割合は、ここ1年で全体の宿泊者数の1%を割っているという。最近は様々な国からのホストやゲストがAirbnbのコミュニティに加わることで、多様なつながりが生まれている。
世界中に広がるネットワークを測る「Airbnbコネクション指数」は、たとえば、アルゼンチンのゲストがカナダのホストのお部屋に初めて泊まると、アルゼンチンとカナダを結ぶコネクションが生まれ、カナダのゲストがアルゼンチンのホストのお部屋に初めて泊まると、カナダとアルゼンチンを結ぶ新規のコネクションが生まれるといったように、お互いの国や地域に双方向で泊まり合うことで生まれるコネクションの数を表している。世界の245の国と地域の全てをこのコネクションで結ぶと計6万25件のつながりが生まれるが、Airbnbでは毎日平均8件の新しいコネクションが生まれており、現在は2万6000件に迫っているということだ。このペースで行くと年内には折り返しの3万13件となり、2027年には5万件に到達することが予想されている。
リスティング(宿泊施設)の数が600万件以上に達した今、世界7大ホテルチェーンの合計客室数を上回るスケールとなり、毎秒約6人のゲストがリスティングにチェックインしている。今後は「誰でもどこでも居場所が見つかる世界」を実現するという目標を掲げ、持続可能な観光産業を支援していく考えだ。
(やまとごころ編集部)
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