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ラグビーワールドカップ開催都市の注目度は? 2019年上半期宿泊動向を発表

オンライン旅行会社のエクスペディアグループは、日本で開催されるラグビーワールドカップの開催地12都市における、上半期国内宿泊動向を発表した。対象期間は、2019年1月1日~6月30日まで。それによると、全国12会場で行われる48試合に最大180万人の来場者数が見込まれている。海外からの予想来場者数は当初の40万人から60万人に上方修正され、その宿泊需要は前年同期比で30%増と順調に推移しているということだ。海外からの宿泊客が開催都市の周辺地域を観光するなど、地元への経済波及効果も期待される。

海外からの宿泊需要を国別にみると、韓国、香港、中国などのアジア圏からの旅行者が多い。しかし特に需要を押し上げたのは、ラグビー人気が高く強豪国のオーストラリア、フランス、イギリス、アイルランドなどからの長距離国際線の利用者で、予約時期は1.5倍早く、宿泊費においては5〜10%増、宿泊日数も1日多いという結果になった。支出額が特に多いのはアメリカ、アイルランド、イタリアの旅行者で、1日あたりの平均宿泊費でアジア圏旅行者を10~20%上回っている。

開催地別で人気が高いのは東京、大阪、横浜で、アメリカ、オーストラリア、カナダからの旅行者が全体の3割となった。神戸と熊本も、外国人旅行者が前年比10~30%増と拡大している。エクスペディアグループでは、宿泊施設が需要を最大化するアイデアとして、高額な料金設定をしないことが大切だとし、提供の無料ツールで戦略的な設定をすることを勧めている。在庫を見ながら、国内からの旅行者へプロモーションを行うことも効果的だということだ。また、ピーク期には最低宿泊数を設定し、なるべく長い日数での予約を勝ち取ること、そしてキャンセルポリシーを厳しくすることなどで早い時期に旅行者を確保することも良い成果につながる、と話している。

(やまとごころ編集部)

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