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RWC日本開催を契機にウェールズの魅力を日本で発信、認知度高め日本からのアウトバウンド促進へ

2019.10.01

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ラグビーワールドカップの日本開催を機に、大会出場国であるウェールズの魅力を知ってもらおうと、英国ウェールズ政府が様々なイベントを開催した。ウェールズ政府が日本で催すプログラムとしては最大規模で、日本との友好関係と日本からのアウトバウンド活性化を図る積極的なアプローチが見られた。

ラグビー強豪国の対戦で大会ハイライトの一つであったウェールズ対オーストラリア戦の前には、東京の真ん中でウェールズを丸ごと体験できる場所として、新宿サザンテラスに「ウェールズドーム」を設置し、数日に渡ってイベントが行われた。また対戦の後には、ウェールズ代表チームの勝利を各地のファンゾーンと共に祝った。

イベントの皮切りとしては、9月20日にウェールズの国旗などに登場するレッドドラゴンをモチーフにした、新マスコットキャラクター「エナ・マイ」を発表。22日はナショナル・ダンス・カンパニー・ウェールズがラグビーをテーマにした屋外型ダンスパフォーマンスを披露した。

26日にはウェールズ・アーツ・インターナショナルによる応援カラオケソング「カロン・ラン」も披露された。「カロン・ラン」はウェールズ伝統の讃美歌で、ウェールズの来日ラグビーファンにも馴染み深い歌だ。翌27日は元ウェールズ代表で日本でも知名度の高いシェーン・ウィリアムス氏を迎え、トークショーを開催。ウェールズや日本チームに関する来場者からの質問や、自身のラグビーに対する愛着、ウェールズと日本の間に感じるユニークな関係性などについて語った。伝説的ラグビー選手であったウィリアムス氏のトークショーには約300人のファンが詰めかけ、サイン会などで交流を深めた。なお10月3日までドームはオープンしており、360度の体験型シアターでウェールズの音楽や映像を楽しむことができる。

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(やまとごころ編集部)

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