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日韓旅客定期航路の2019上半期利用者、5年ぶりに減少 韓国からの訪日旅行キャンセル多く

九州運輸局は13日、九州と韓国釜山を結ぶ旅客定期航路の2019年度上半期の利用者が、前年同期比36.6%減の43万3000人だったと発表した。日韓関係の冷え込みから、前年同期と比べ25万人減って、5年ぶりの大幅減少となった。ここ10年の中でも、東日本大震災が発生した2011年の37万4200人に次ぐ、少ない利用者となった。

現在、九州と釜山を結ぶ航路は、博多、下関、対馬の3区間において、計8社がフェリー3隻と高速船7隻を運航しているが、すべての航路において韓国人利用者が約40%減少した。

国籍別にみると、利用者の約9割を占める韓国人が前年同期比40.3%減の36万1000人だった。日韓関係の影響から7月以降、団体旅行客を中心に訪日旅行をキャンセルする動きが相次いだ。日本人は、4月~6月は例年通りの水準を維持していたものの、7月以降は減少傾向となり、前年同期比8.6%減の6万人にとどまった。

航路別にみると、博多・下関~釜山航路は前年同期比33.1%減の17万3000人、対馬~釜山航路は前年同期比38.8%減の26万人となり、8年ぶりに減少に転じた。

(やまとごころ編集部)

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