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鳥取-台湾のインバウンドチャーター便 搭乗率9割と好調 

2019.12.16

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鳥取砂丘コナン空港と台湾を結ぶインバウンドチャーター便が、9月から12月にかけて航空会社3社によって運航され、平均搭乗率は87.9%と好調な結果を残した。

今回のチャーター便は、マンダリン航空による鳥取-台中空港便25往復、エバー航空による鳥取-桃園国際空港便6往復、中華航空による鳥取-桃園国際空港便6往復と過去最大規模。マンダリン航空は昨年11月に鳥取-台中区間の相互チャーター便を計4便運航した実績があるが、今年は6倍以上と大幅に増加した。

搭乗率は、マンダリン航空の台中チャーター便が提供座席数2448席中2062人で84.2%、エバー航空の台北チャーター便が同1656席中1449人で87.5%、中華航空の台北チャーター便が同720席中729人(満席扱い)で100%だった。 3社のインバウンドチャーター便に搭乗した台湾からの観光客は合計4240人にのぼる。

最も便数が多かったマンダリン航空の台中チャーター便は、9月4日~11月30日までの期間中、毎週水曜と土曜に運航され、月別の搭乗率は9月が86.8%、10月が79.7%、11月が86.3%と好調を維持した。

今回のチャーター便が好調だったことを受け、県では台湾との定期便就航へ期待を寄せている。

(やまとごころ編集部)

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