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世界16市場における一人旅に関する調査で、76%が「したことがある」「してみたい」と回答

2020.01.07

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カップルや友人、家族などと行くものと従来考えられてきた旅行が、一人旅志向にシフトしている。旅先体験予約サイトのKlook(クルック)が、日本を含むアジア諸国、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど世界16の地域と国の約21,000名を対象に一人旅に関する意識・実態調査を行った。

「一人旅をしたこと」もしくは「一人旅をしようと思ったこと」があるのは全体で76%、日本も73%と高かった。理由のトップは「日常から離れて自分の時間を楽しみたい」が60%、「自分へのご褒美として」が52%と、独立性を尊重しているようだ。市場別にみると、トップは韓国の93%、続いて中国、台湾、ベトナム、タイの4カ国・地域が80%台で横並びになっている。最も低かったのは、アメリカで60%だった。

「一人旅をするにあたって懸念することは?」という問いに「旅先での寂しさが怖い」と答えたのは全体の49%、日本は41%、日本人女性に限れば48%に上る。次に多かったのは「旅先での安全性」だが、全体の46%に対して日本は27%と、日本人の安全性に対する懸念は低めだった。

「一人旅をするなら何をしたいですか?」という質問に「現地の主要観光施設を訪れたい」と答えたのは全体の54%、日本はそれより低く33%となった。また「目的を決めずに街歩きをしたい」との答えが全体では47%だったのに対し、日本は50%と全体より3%上回っている。

(やまとごころ編集部)

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