インバウンドニュース
名古屋市の2018年観光客動向 外国人宿泊者数20%増
2020.01.08
名古屋市はこのほど、2018年の観光客・宿泊客動向調査の結果を発表した。それによると、2018年に名古屋市を訪れた観光入込客延べ人数は昨年より1万4000人増、率にして0.9%増の約7093万人だった。訪問施設数の平均が1.5カ所だったことから、観光入込客の実人数を推計したところ、約4729万人となった。そのうち宿泊客が677万人、日帰り客が4052万人だった。
市内の宿泊施設における延べ宿泊客数は約945万人泊だった。内訳は日本人が745万人、外国人が200万人。前年比でみると、日本人が2%増なのに対して、外国人は20%と大きな伸びをみせた。
外国人宿泊客を国・地域別にみると、中国が全体の37.2%と最も多く、次いで台湾が16.9%、香港13.8%、韓国7.9%、アメリカ7.4%の順だった。アメリカは前年の3.5%から2倍以上増え、5位に入った。施設分類別にみると、旅館では1位中国、2位が同率で韓国とベトナム、4位がインドネシア、5位が台湾となった。中国の宿泊客数は旅館・ホテル問わず、すべてのタイプの宿泊施設で最も多い結果となった。
(やまとごころ編集部)
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