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ラグビーW杯期間中のインバウンド客によるフライト検索と予約動向発表、駆け込み予約の波に2つのピーク

ラグビーW杯の主要参加国である欧米豪から、W杯期間中の訪日客がとった、日本へのフライト予約やタイミングなどの動向が明らかになった。旅行データから旅客の行動パターンや傾向を分析するADARAが発表した。今回は、オーストラリア、ニュージーランド、英国、アイランド、イタリア、フランス、カナダ、アルゼンチン、ウルグアイ、南アフリカの10カ国を調査の対象とした。

ラグビーW杯開催1年前から、決勝戦開催日の2019年11月2日までの日本行きフライトの予約データを比較。通常、これら10カ国が全体に占める割合は全体の5〜20%だが、開幕戦が行われた9月20日直前には約30%、決勝戦直前には約40%まで跳ね上がり、2回のピークがあったことがわかった。実際の予約が集中した時期は、開幕直前とプール戦期間中の各23.9%、プール戦あとから決勝トーナメント中の11.4%で、全体の約60%が開幕直前の9月1日から決勝トーナメント時期の11月2日までに航空券予約を行ったことも明らかになった。

準決勝戦でイングランドがニュージーランドに勝利した10月26日には、イギリスから東京へのフライト検索数が前月9月の日別平均値の65倍に。南アフリカが決勝進出した10月27日には南アフリカから東京への検索数が73倍になった。これにより、応援チームの勝敗が、訪日するかどうかを検討する材料となったことが伺える。また予約時期が早いほど滞在日数が長く、富裕層トラベラー率が高い傾向があった。決勝トーナメント開催中も富裕層の予約が伸びており、これは両時期のフライト料金の上昇とも重なっている。決勝トーナメント中に予約した訪日客は全体の約60%が滞在7日以下で、他の予約時期に比べると、滞在期間が約半分であることもわかった。

(やまとごころ編集部)

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