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うどん食文化でインバウンド客を誘致 香川ガストロツアーズの募集を開始

2020.01.16

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瀬戸内うどんツーリズム推進協議会は、香川県の観光振興を目指し、全国でもひときわ高い人気を誇る香川のうどんを活用した「ガストロノミーツーリズム」に力を入れている。

「ガストロノミーツーリズム」とは、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的とした旅の形態で、外国人観光客のなかでは人気の旅スタイルとなっている。

同協議会ではこのほど、訪日外国人観光客に向けて“うどん”を通して香川県の自然や文化に触れる体験型ツアー「Kagawa Gastro Tours」を商品化した。日本最大級の訪日客向けWebマガジン「MATCHA」にて特設サイトを開設し、1月から募集を開始した。

ツアーでは、英語対応OKのガイドが運転する香川のご当地タクシー「うどんタクシー」に乗り、隠れたうどんの名店をはしごするプランや、讃岐うどん文化を学べる体験型宿泊施設「UDON HOUSE」でのうどん打ち体験、琴平での日本酒試飲体験が含まれる1泊2日プランなどがある。自由に香川県を巡りたい訪日客向けには、キャンピングカーによる2泊3日プランも用意されている。

協議会では、香川独自の食文化うどんを活用したガストロノミーツアーで、訪日客に向けていつもとは違う特別な旅を提供したい考えだ。

(やまとごころ編集部)

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