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観光庁が各地で自由に活用できるインバウンド旅行者向けマナー啓発動画を作成し公開

観光庁はこのほど、訪日外国人観光客による日本のマナー・文化・風習への理解を促し、日本への旅がより快適なものとなるよう、各地で自由に放映できるマナー啓発動画を作成し、公開した。

急速な訪日外国人旅行者の増加もあり、一部の地域では地域住民の間で混雑・マナー違反などの課題に関心が高まっている。文化や習慣の違いにより、日本人にとっては当たり前のマナーでも、外国人旅行者には当たり前とは限らない。しかしマナー違反の中には、日本独自の文化や習慣を「知らなかった」ことに起因するものもあり、まずは、こうした日本独自のマナー・文化・風習への理解を促すことが重要と考えられる。

収録された動画は、シチュエーション別に約1分のマナー啓発動画10種類と15秒のショートバージョン5種類で、それぞれ音声は英語のみだが、英語、韓国語、中国語繁体字、中国語簡体字の4言語の字幕がついたバージョンを選ぶことができる。公共交通機関におけるマナーや、寺社仏閣や飲食店などの観光地におけるマナー、温泉の入り方など宿泊施設におけるマナーなどが用意されており、いずれも日本独自のもの。外国人モニターへの調査では動画内容を不快に感じる人はほとんどおらず、訪日時に動画掲載マナーを実践していない人の大半が「実践してみようと思った」との回答を得た。

動画は地域の要望に応じて、公共交通機関や観光案内所、観光施設等での放映を想定しており、観光庁HPからダウンロードし、データ利用届出書を観光庁に送付すれば使用できる。

(やまとごころ編集部)

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