インバウンドニュース
2018年MICE開催数、パシフィコ横浜が国内1位に
2020.01.22
日本政府観光局(JNTO)が発行している国際会議統計によると、2018年のMICE「開催件数」と「参加者総数」の部門において、国内最大級の複合MICE施設パシフィコ横浜が国内MICE施設の中でトップだった。
開催件数ランキングでは、1位がパシフィコ横浜で104件、2位が大阪府立国際会議場で49件、3位が北九州国際会議場で45件、4位が国立京都国際会館で41件、5位が神戸国際会議場で39件だった。
参加者総数ランキングでも、1位はパシフィコ横浜の201,512人、以下2位が神戸国際会議場133,956人、3位が大阪府立国際会議場124,841人、4位が国立京都国際会館83,575人、5位が神戸国際展示場80,031人だった。
外国人の参加者数ランキングでは、1位の国立京都国際会館16,410人に約3000人及ばず、パシフィコ横浜は13,307人で2位だった。3位は神戸国際会議場6,257人、4位は東京ビッグサイト5,766人、5位は北九州国際会議場4,726人だった。
パシフィコ横浜は外国人参加者数では惜しくも2位だったものの、「開催件数」では16年連続1位、「参加者総数」では17年連続で1位に輝いた。4月には、隣接地に新しいMICE施設「パシフィコ横浜ノース」の開業を予定しており、すでに120件を超える国際会議などの開催が決定している。国際会議などのMICE参加者の消費は、一般の観光客よりも高い経済波及効果を生み出すといわれ、各地でインバウンドによる消費拡大につながる取組としてMICE誘致が注目されている。
(やまとごころ編集部)
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