インバウンドニュース
セントレアに日本のお酒専門の空港免税店、全国初オープン 東海三県を代表するお酒も販売
2020.02.04
日本の空港内免税店としては全国で初めてとなる、日本のお酒専門店「空乃酒蔵(そらのさかぐら)」がこのほど、中部国際空港(セントレア)第1ターミナル3階国際線出発制限エリア内にオープンした。
セントレアでは、これまで日本のお酒を洋酒などと同じ「酒たばこ店」で販売していたが、増加する訪日外国人旅行客に日本の酒の魅力を発信するため、専門免税店として新たにオープンした。中部地方の地酒を中心に、国産の清酒や焼酎、果実酒など約120銘柄を取り揃え、店頭に設置されたQRコードを読み込めば、各お酒の度数や味わいを調べることができる。
また、地元東海三県を代表する酒造3軒、中埜酒造(愛知県半田市)、船坂酒造店(岐阜県高山市)、大田酒造(三重県伊賀市)とそれぞれ共同開発した、限定酒「空乃酒蔵」も数量限定で販売されている。
中部国際空港旅客サービスの橋野悦男常務は「海外では日本酒の人気が高まっている。中部地域は美酒の名産地であり、日本酒文化を通じてこの地域をPRしていきたい」と期待を寄せている。
(やまとごころ編集部)
編集部おすすめ関連記事:
関連インバウンドニュース
2024.03.05
春節に台湾・香港の訪日客が購入した商品は? 化粧品「リップクリーム」が上位に、北海道のお菓子が人気
2024.02.27
訪日中国人の8割が旅行前に買い物リスト作成、「衝動買いの経験あり」も96%に
2024.02.13
2023年日本酒輸出量、中国と米国の消費減退で前年割れの410億円。韓国、台湾で需要増、高額日本酒への注目高まる
2024.02.05
春節控え台湾で訪日時のショッピング動向調査、半数近くが予算10万円以上。お菓子が最も人気
2023.11.02
2023年7-9月期の越境ECトレンド。デジタルカメラやトレカ、自動車パーツが大きく成長 ーイーベイジャパン
2023.08.29
日本の化粧品に関するアンケート中国で実施、購入のタイミングや場所・金額が明らかに
2023.08.08
日本菓子のサブスク「Bokksu」 地方企業と海外向けの菓子を共同開発で地域活性化へ
2023.08.02
2023年4-6月期の越境ECトレンド。トレーディングカード伸長、自動車パーツやレトロゲームも人気 ーイーベイジャパン