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ドラッグストア2019年12月および年間のインバウンド消費調査、単月と年計どちらも減少

2020.02.04

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データマーケティングのTrue Dataは、全国ドラッグストアのPOSデータによる2019年12月および年間のインバウンド消費動向調査を発表した。

まず2019年12月のドラッグストアにおける1店舗あたりのインバウンド消費購買金額は、前年同月比で13.8%減少した。1店舗あたりの購買件数は前年同月比12.6%の減少だったが、1レシートあたりの購買単価は1.4%減とほぼ横ばい。JNTOの発表によると、12月の訪日外国人数は前年同月比4.0%減であり、3カ月連続で前年同月を下回ったという。また、売上個数ランキングの1位は「キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム」(花王)だった。

年間ではインバウンド消費購買金額は前年比17.2%の減少となり、1店舗当たりの購買件数は前年比19.8%減少したが、1レシート当たりの購買金額は前年比3.3%増加した。JNTOによると、2019年年間のインバウンド客数は前年比2.2%増加し、JNTOが統計を取り始めた1964年以降、最多となったという。

また、年間の売上個数ランキングの1位は12月ランキングと同じく「キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム」(花王)で、10月、11月も2位を獲得しておりインバウンド購買の人気商品の一つだ。キュレルブランドは、30位以内に3商品がランクインした。

12月および年間ランキングは以下の通り。

(やまとごころ編集部)

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