インバウンドニュース

長崎県とセブンイレブン 訪日外国人旅行者等の受入環境整備に関する協定を締結

2020.02.13

印刷用ページを表示する


セブンイレブンと長崎県は、長崎県内を訪れる訪日旅行客の誘客と滞在環境のさらなる充実を図ることを目的とした「訪日外国人旅行者等の受入環境整備に関する協定」を1月31日に締結した。

両者は2008年7月に地域活性化包括連携協定を締結して以降、地産地消や観光振興などの分野で協力関係を構築しており、今回の協定は今後増加が見込まれる訪日旅行客等に対し、長崎県の魅力の更なる発信と長崎県への再訪を促す基盤作りを目指すもの。セブンイレブンが都道府県と共に訪日旅行者等の受け入れ環境整備に特化した連携協定を締結するのは今回が初めてとなる。

具体的には、長崎県内においてセブンイレブンが店舗での訪日旅行客に向けた消費税免税対応を進め、ポスター等の販促物を設置する。また店舗が観光案内所としての役割を持ち、多言語翻訳システムを導入した対応、観光情報等の発信を行っていくことなどが盛り込まれている。長崎県側は、県のHPにおいて訪日旅行客が買い物をしやすい店舗としての紹介などを行う。それらに加え、訪日旅行客等に向けた災害情報の発信、在留外国人等の生活や労働環境に関することも協議していく。

今回の協定締結を記念し、2月5日より長崎県内のセブンイレブン全店および九州エリア内の一部店舗で、ちゃんぽん風やきめしおむすび、太麺皿うどん、トルコライス風ドリアを締結記念商品として発売する。

(やまとごころ編集部)

編集部おすすめ関連記事:

訪日旅行者に人気のコンビニは? わざわざ行く理由はなに? 訪日経験の多いアジア人旅行者に徹底調査

インバウンドと越境EC対策の調査、長崎の商店街で実施。半数以上が外国人来訪意向あるも、現状把握などの課題も多数

 

関連インバウンドニュース