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発行数が全国民の3倍!台湾最大の電子マネーと提携 琉球銀行

琉球銀行はこのほど、台湾最大の交通系ICカード「悠遊カード(EasyCard)」の運営会社である悠遊卡股份有限公司(EASYCARD CORPORATION)との提携を発表した。毎年台湾から多くの旅行客が沖縄へ訪れることを踏まえて、2020年7月をめどに加盟店で同カードを使えるようにし、買い物をする際の利便性を高め、手数料ビジネスを拡大していく。

悠遊カードは台湾の交通系ICカードで、地下鉄やバスなどの公共交通機関のほか、コンビニエンスストアや飲食店などで利用できる。2019年10月時点での流通枚数は約7890万枚と台湾全国民数の3倍を超える発行実績があり、台湾における電子マネーシェアの7割以上を占める。

台湾では圧倒的な浸透度を誇る電子マネーだが、これまで海外展開を行っておらず、台湾国内でしか利用できなかった。同カードとの提携は日本国内で初となる。

観光庁によると2018年の台湾の訪日旅行客数は、沖縄へは91万7000人、日本全体では480万人を超える。今回の提携により、台湾人観光客は日頃使っているカードを日本でも使えるようになることで利便性が大きく向上する。

琉球銀行は2017年からキャッシュレス決済の支援サービスを展開。VISAやマスターカードなどの加盟店を募集し、県内の飲食店やホテルなど約5000の加盟店から決済額に応じた手数料を得ている。端末は現在、主要な電子マネーや交通系ICカードも含め23種の決済手段に対応しており、2020年4月からは国内QRコード決済を追加。同カードの取り扱い開始により決済手段は30種を超す予定で、手数料収入をさらに強化する狙いがある。

那覇市内で記者会見した川上康頭取は「県内の加盟店は3月末には7000店に達する見通しだ。このうち半数で悠遊カードを使えるようにしたい」と述べ、また独自のシステムを構築して同カードの取り扱いを県外にも広げる計画を明らかにした。

(やまとごころ編集部)

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