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JR東日本 今夏の訪日外国人客増加に向けて取組を強化、新たなSuicaも発売 

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、2020年夏に向けて増加が見込まれる訪日外国人旅行者に向けて新たに3つの取組を発表した。

1つ目は空港からの移動と都内の周遊がシームレスかつキャッシュレスで利用できる新しいWelcome Suicaを3月16日から発売する。インバウンド向けのWelcome Suicaは500円の預り金(デポジット)なしでカード購入日から28日間使用可能なIC企画乗車券として、2019年9月より発売開始しているが、3月16日からは主に旅行会社などの大口単位での注文に対応すべく、新しいタイプを発売する。発売価格は羽田空港-都区内が1240円、成田空港-都区内が1890円。空港から都内までの乗車を含み、フリーエリア内の普通列車(快速含む)の普通車自由席が一日乗り降り自由になる。大口向け商品のため、100枚単位での販売となる。Welcome Suicaは電子マネーとしてショッピングにも利用可能だが、28日間に使いきれなかった場合には、チャージ残高を企業版ふるさと納税として寄附することもできる。

2つ目は東京を起点に東北・信越エリアへの周遊がお得になる「JREAST Welcome Rail Pass2020」を7月7日から発売する。価格は1万2000円でJR東日本管内の新幹線や特急列車などが、連続する3日間乗り放題となる。日本到着後に観光の予定を決めるインバウンド客向けのレールパスであるため、発売場所は主なJREast Travel Service Center、びゅうプラザなどに限り、成田空港および羽田空港での発売は行なわない。

3つ目は外国人旅行者向けに旬な日本の観光情報を発信、体感してもらうことをコンセプトにしたコミュニケーションカフ「JAPANRAIL CAFE」を東京駅八重洲中央口に3月5日オープンさせた。JAPANRAIL CAFEはJR東日本がシンガポールや台湾で展開している情報発信型カフェで今回が日本初出店となる。営業時間は8:00~22:00まで。併設の観光案内カウンターも8:00~16:00まで対応している。3月から9月までは東北各県と共同で東北の桜、祭、伝統工芸品などをテーマにした観光プロモーションを展開し、東北への観光客誘致を図る。

(やまとごころ編集部)

 

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